2019年12月20日

フィンランドのクリスマスまでの楽しみ方

12月になると、日本でもクリスマスムードが高まってきますが、12月24日、そして25日に一気に盛り上がり、26日以降はお正月モードになるのが一般的ではないでしょうか。 フィンランドはクリスマスまでの期間も毎日楽しみながら過ごしています。

クリスマスまでの特別な期間"アドベント"

クリスマスまでの特別な期間

まずご説明したいのは、"アドベント"という期間。 これは北欧に限らず欧米諸国でよく見受けられるもので、"待降節"の意味です。 待降節は、イエス・キリストが生まれた日、いわゆるクリスマスまでの4週間に渡る期間のことで、4週間かけてクリスマスまで準備をするという意味合いがあります。

4週間には4回の日曜日があり、最初の日曜日を第1アドベント、次の日曜日を第2アドベント、次の日曜日を第3アドベント、 最後の日曜日を第4アドベントと言います。 つまりクリスマス直前(もしくは当日)の日曜日から逆算して4週目の日曜日からアドベント期間が始まるというわけです。

アドベントを楽しむための道具

アドベントを楽しむための道具

古来、アドベントの期間を祝うために、日曜日になるごとにロウソクを立てたり、シュトーレンを食べるなどがされてきましたが、ここ最近はもっと気軽にアドベント期間を楽しむ動きが出てきています。 その代表的なものが「アドベントカレンダー」です。大抵1~24もしくは25の数字が書かれていて、その数字を開けるとお菓子や、ちょっとしたプレゼントが入っているというもので、アドベントの1日目は「1」を開き、アドベントの3日目には「3」を開ける。 24日もしくは25日までの毎日を少し幸せな気分にさせてくれる素敵なアイテムなのです。

フィンランドらしいアドベントカレンダー

フィンランドでも、アドベントが始まる前には様々な場所でアドベントカレンダーが販売されます。 フィンランドの老舗チョコレートメーカー「Fazer(ファッツェル)」のアドベントカレンダーは毎年人気商品です。 今まで色々なアドベントカレンダーをみましたが、一番びっくりしたのがこのアドベントカレンダー。

フィンランドらしいアドベントカレンダー

一見ブラックにシンプルなデザインでおしゃれなイメージも湧くアドベントカレンダーですが、中身はあの「サルミアッキ」。 サルミアッキは、度々世界のメディアで「世界一まずい飴」と紹介されるお菓子なのですが、フィンランドの人々がこよなく愛するお菓子なのです。

フィンランドらしいアドベントカレンダー

代表的なのはグミみたいな食感のお菓子ですが、アイスクリーム、ポテトチップスなどにも「サルミアッキ味」が存在します。 スーパーに行くと、必ずと言っていいほど「サルミアッキコーナー」があり、フィンランドの「サルミアッキ愛」を感じます。

フィンランドらしいアドベントカレンダー

今年のアドベントは12月1日~24日ということで、実際に1日に開けてみたところ、しっかりサルミアッキが入っていました。 2日目も、3日目も表面のデザインが違えども真っ黒なサルミアッキ。フィンランドらしいアドベントカレンダーです。

次回は、サンタクロース、そしてクリスマスの食べ物に関してご紹介します。

次回予告

次回は、サンタクロース、そしてクリスマスの食べ物に関してご紹介します。