2020年3月16日

フィンランドの冬の遊び方

日本では、桜開花の話も聞こえてきましたが、フィンランドはまだ寒い日が続きます。 フィンランドでは5月1日のメーデーあたりから気温がぐんと高くなり、一気に春めいてきますが、それはもうちょっと先のこと。 今回は、フィンランドの人々が冬にどんな遊びをするかをご紹介します。

子供はひたすら外で遊ぶ!

子供はひたすら外で遊ぶ!

冬にフィンランドに行くと目にするのが、子供達が元気よく外で遊ぶ姿。 保育園でも外が雪でも必ず外遊びをするのがフィンランド流。実際に保育園の前を通った平日の昼間、園庭で元気よく遊ぶ子供たちを目にすることができます。 小さい子供たちは、雪遊びやソリ滑りが大好きで、公園の雪が積もった丘の上からソリ滑りを何度も繰り返します。

フィンランドのバレンタインデー

もう少し大きくなると、多くの子供たちが楽しむのは、スケート、そしてアイスホッケー。 ヘルシンキ中央駅には、冬になるとスケートリンクが登場し、大人も子供もスケートを楽しみます。 そして、公園やグランウンドに水を撒き、自然に凍らせたリングで行なわれるのが"アイスホッケー"。 休日に訪れると多くの子供達がアイスホッケーをしている姿を見ると「フィンランドの国民的スポーツはアイスホッケー」ということが肌身で感じられます。

凍った湖を氷が回転する「氷のメリーゴーランド」!

凍った湖を氷が回転する「氷のメリーゴーランド」!

最近ヘルシンキで話題となって流行っている冬のアクティビティが、この凍った湖を利用した遊び、通用「氷のメリーゴーランド」。 氷を円形にチェンソーで切り、その氷をスクリューを付けたモーターエンジンで回します。 小さい氷だと足で回すこともあるのだそうです。氷をゆっくり回し、その氷の上で食事をしたり、釣りをしたり、ゆっくり景色を楽しむというもの。

アクティビティと聞くとちょっと地味に映るかもしれませんが、2017年の2月にはフィンランドのLohja(ロハ)という街で、フェスティバルが開催され2万人も集まり、現在では毎年の恒例行事にもなっています。

氷と一緒に漂い、自然と一体となる

氷と一緒に漂い、自然と一体となる

もう1つご紹介したいのがこちら。ちょっと異様な光景に見えるかもしれませんが、これもれっきとしたアクティビティです。 着用しているサバイバルスーツの浮力によって、自然と体が浮き上がり、ゆったりと漂うことができます。

サバイバルスーツの内部には全体的に空気が入っていて、正直動きづらく、最初はなにもできません。 ただ浮かぶのみなのですが、目を閉じて浮かんでいると、自然と一体になる感覚になれるのが不思議なところ。 フィンランドのラップランドでは、このサバイバルスーツを着て、浮かびながらオーロラを見るというアクティビティもあるくらい人気があるアクティビティです。

最後は暖かい食事で暖をとる

最後は暖かい食事で暖をとる

フィンランドの湖や、森の中のハイキングコースなどには時々小さい小屋を見かけることがあります。 これは誰でも無料で使うことができる場所で、着火道具があれば火を起こして暖をとることができます。

最後は暖かい食事で暖をとる

ここで、持参したコーヒーを淹れたり、マッカラ(フィンランド語でソーセージの意味)を焼いたり、スープを温めて暖を取ります。 大自然を満喫しながら、大自然を利用して遊ぶ。これがフィンランド流冬の遊び方です。

文・写真:LifTe編集部

次回は、フィンランドのオーガニック事情をご紹介します

次回予告

次回は、フィンランドのオーガニック事情をご紹介します。