2020年12月3日

世界一まずい飴?フィンランド国民に愛されるサルミアッキとは

世界一まずい飴?フィンランド国民に愛されるサルミアッキとは

"世界一まずい飴"と言われながらも、フィンランドで絶大な人気を持つお菓子が「サルミアッキ」。今回は、このサルミアッキをご紹介します。

フィンランドのスーパーや映画館に並ぶ黒いお菓子コーナー!?

フィンランドのスーパーや映画館に並ぶ黒いお菓子コーナー!?

フィンランドのスーパーや、映画館の菓子売り場に行くと必ずと言っていいほど大量に並んでいるのが、この「サルミアッキ」。 様々な種類のサルミアッキが販売されているのですが、どれも基本黒い色をしています。この黒色の正体は"カーボンブラック"という食品着色料。 欧米ではこの様な色味を持つお菓子は根強い人気があり、「リコリス菓子」という総称で呼ばれています。 この「サルミアッキ」も「リコリス」の一部と言えますが、「サルミアッキ」の特徴は、「匂い」と「味」です。 ちょっと鼻を突くような臭いと、塩辛い味の正体は「塩化アンモニウム」。 元は医薬品等として輸入されていたものでしたが、いつのまにか嗜好品となり、1930年代にはフィンランドでは普通にお菓子として広く親しまれるようになっています。

様々な種類のお菓子や食べ物に派生するサルミアッキ

様々な種類のお菓子や食べ物に派生するサルミアッキ

オーソドックスなタイプは、このグミのような食感を持つ「サルミアッキ」。 グミタイプだと、そこまで匂いを強く感じることはないですが、味は健在です。 噛んだ後に広がる塩辛さが、どうも日本人の舌に合わないことが多いため、敬遠されがちです。 ただ、フィンランドでは、このタブレット型以外にもサルミアッキアイスや、サルミアッキクッキー、 サルミアッキゼリー、そしてサルミアッキのお酒など、サルミアッキを使った食べ物、飲み物が非常に多く販売されています。

この時期ならでは!サルミアッキのアドベントカレンダーも!!

この時期ならでは!サルミアッキのアドベントカレンダーも!!

クリスマスが近づくと、フィンランドでは様々なところで"アドベントカレンダー"が販売されます(フィンランドでは"ユールカレンダー"と呼ばれます)。 多くのユールカレンダーは、1~24もしくは25まで数字が振られた窓がついており、そこを開けると小さなお菓子やおもちゃが入っています。

この時期ならでは!サルミアッキのアドベントカレンダーも!!

クリスマスまでの期間を楽しむためのものですが、サルミアッキのユールカレンダーもあります。

サルミアッキのユールカレンダー

少し形が変わっていたり、色味が違うものもありましたが、食べるときちんとサルミアッキ。 サルミアッキが好きな方にとっては、毎日が楽しいサルミアッキのユールカレンダーですが、 サルミアッキが苦手な人にとっては、ちょっと辛いユールカレンダーです。

サルミアッキのユールカレンダー

独特な外見と、食感ですが、パッケージがおしゃれなものあるので、お土産として購入される方も多いサルミアッキ。 フィンランドに行ったら挑戦してみるのもいいかもしれません。

文・写真:LifTe編集部
サルミアッキ

次回予告

HÄRKISの使い易さや、オススメレシピを駐日フィンランド大使館のインカ・カハラさんと、ノーラ・シロラさんにインタビューした模様をお伝えします。